Liber-arium の再構築<リフレーミング>

Liber-arium の再構築<リフレーミング>

現役大学図書館職員の発見と共有。

【備忘録】2020年10月24日~10月30日

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Tako.


大学図書館職員の Tako. です。

ご覧いただきありがとうございます。

 ここでは、今週見つけた気になるサイトを扱います。


【便利ツール】

「国語便覧関連資料集」

www.daiichi-g.co.jp

電子ブックの正しい使い方って感じ。

即読める・重さや置き場を考えずに済む、というのが電子ブックの利点として挙げられることが多いですが、辞書やリンクが適宜参照できるってのも大きいよなと感じています。

最近、星海社の電子ブックでも「すごい!」と思った本がありました。

ホームページのサービスではなくこういう本が増えて、図書館の電子ブックもアップデートされていくといいなあ。

今ははまだまだアクセスの煩雑さが勝ってしまっているので……



「科学図書館」

www.cam.hi-ho.ne.jp

科学関連資料版の「青空文庫」。

pdfファイルなので電子ブックリーダーに取り込んで管理もしやすい。

テキストファイルだとサイズが小さいし、記述の基本だから後世に残る可能性が高い、という利点はあるけれど、数式を記述しにくいというのは盲点でした*1

お世話になっています。

……あまり大きく言われていないことだけれど著作権保護期間が50年から70年に延長になったことで、青空文庫が20年更新しなくなるってかなり大きな問題だと思っています。主に後継者育成という面で。*2

20年間継承されない技術や文化を、継続することって可能なんだろうか?




【Tips】

「一人で年間200冊! ブックデザイナー井上新八の過密をきわめる鬼ルーティン24時間」

note.com

先週のつんく♂さんの記事と同じく。

とにかく作れ、検証しろ

説の補強として。

ポイントは、作っているだけではなく異常な量のインプットをしているってことかなと思います。

関連してこんなツイートも。





「机上に置くだけで使える防音ブース」

pc.watch.impress.co.jp

イギリスの再ロックダウンの報道*3を見るに、コロナが収束して元通りにはならず、ロックダウン←→ロックダウン解除を周期的に繰り返すんだろうなーと考えています。

その軸で今後のラーニングコモンズを考えると、従来の「交流スペース」から変換は必要で、おそらくはヴァーチャルな交流の鼻緒を作る場になるんじゃないかな、と想像しています。

例えば、京大100人論文 | PROJECT | 京都大学 学際融合教育研究推進センター*4のような。

もう一つには、テレワークスペースにするという手もあるかな。

コロナ以前からもオンラインでの面接が増えてきていて、「静かに電話できる場所ありませんか?」と訊ねられることもそこそこあったので、需要はあるように思います。

紹介している記事の机上防音ブースなら、従来のラーニングコモンズに適した広め or 移動可能なデスク利用者への貸出もできるのでいいかも。メモメモ。

(その軸で考えると求められているのは電話ボックスだよね?)
(逆に新しいのでは)



アプリ Moleskine「Flow 2」

アプリの使い心地はあんまり類似アプリと違いがありませんが、iPhoneiPadを連携させて使うのを前提にしているのは面白いなと思いました。

たしかにどっちか片方しか持っていないってことは少なそう。

しばらく使ってみます。





企画「名刺本」

ユーモアがあっていい企画だなーと思いました。

大学図書館だとこのままトレースはしにくいけど、この発想は面白いのでしばらく考えてみます。




「勇気を与えたい」という傲慢/田中和将

bunshun.jp

企画を立てる時に、「利用者のために」という軸から考え始めると押しつけがましくなるのなんでかなーと思っていたんですが、この記事が言語化してくれていました。

図書館関係の人は、記事の「与える」を「教える」に変換して読むと自分事として読めるのかなと思います。



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今週「読むべき本リスト」に追加した本