ここでは、今週見つけた気になるサイトを扱います。
【便利ツール】
アーティストデータベース「Van Gogh World」
vangoghworldwide.org詳細は美術手帖の記事を参照のこと。
レファレンスにも使えるし、なにより高精細で観ていて楽しい*3。
美術館でもここまで近づいて見られないので……
レファレンス:選評「日本推理作家協会賞」「江戸川乱歩賞」
mystery.or.jpmystery.or.jp
どちらも第一回からすべての選評が掲載されているんですね。知らなかった……
レファレンスツールとしてのほか、物書き・小説家志望者には必見だと思います。胃が痛い。
数学特化記事作成サービス「Mathlog」
mathlog.info数式に特化したはてなブログみたいな感じ。
に書いた「科学図書館」でもあったように、数式や化学式を記述するのは現行のサービスには難しい様子。
今後はMathlog同様に特化したサービスが増えるかも? と予想しています。
【Tips】
「令和2年度 卓越した技能者(現代の名工)発表」
www.mhlw.go.jptetsuya izawa (@izawa_rmc) | Twitterさんのツイートで知りました*4。
書籍『カーボン・アスリート』で山中俊治氏と一緒に仕事をされていた、義肢装具士の臼井二美男氏が、現代の名工に選ばれたんですね。
— tetsuya izawa (@izawa_rmc) 2020年11月7日
令和2年度 卓越した技能者(現代の名工)を決定しましたhttps://t.co/3vvHHHgMnH
寡聞にしてこの表彰を知りませんでしたが、表彰者のお名前で検索すると、「すげえ! 未来だ!!」とテンションが上がります。(語彙力)
「ライトノベルの変化」
realsound.jp利用者の変化についてのTipsとして。
電撃文庫を初めとする既存のラノベレーベルの主要購買層は40代*5*6と言われることもあり、ラノベ=YA向け、とは一概に言い難くはなっています。
ただ、なろう小説の読者層は2019年時点で10代が14%、20台が44%だそう*7。
その年代の1,000円ってかなり大きいから、敷居が高くて商業的な数値に出にくいんだろうとも思ったり。
個人的に、ラノベは足が早く市場からすぐに消えてしまうので、図書館で扱う意義は大きいと思っています。ただ、多読消費の特性上、保管場所の問題もあって難しいんだろうなあ。
大吉堂大吉堂(10代の心を刺激する古本屋) (@toyritz) | Twitterさんなどの古書店や、角川武蔵野ミュージアムのような専門の施設に頼るほかないのか……難しい。
「図書館の本の電子送信」
hon.jp今週一番の話題だったと思います。
ここのページが一番フラットでわかりやすかったです。様子見。
「古代日本語会話講座-上代日本語で喋ってみた Old Japanese conversation」
www.youtube.com昔の日本語を音も正確に表現してみた、という動画。
この感覚は、文字情報だけじゃわからなかったな、面白い。
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