ここでは、今週見つけた気になるサイトを扱います。
【便利ツール】
奇術・マジック資料を探すなら「フレンチドロップ図書室」
www.frenchdrop.com図書館展でゲーム展示が目立っていたので、今度はマジックの波がこないかなと。
マジックに関する資料を探すにはこちらが便利かと。
【ニュース】
「触らず立ち読み 書店がネット活用、コロナ対策も期待」
www.jiji.com売り場の広告に印刷されたQRコードを読み込むと、10分程度で読める約4000字の要約文が表示される仕組み
これは応用できそう。
ぱっと思いつく限りだと、
①版元ドットコム等の紹介文が書かれているサイトで、該当資料のページを開く
②リンクをコピーし、QRのすゝめ等のサイトでQRコード化
③展示資料と一緒に掲載
というやり方かな。
「展示してあるんだから手に取ればいいじゃん」とも思うけれど、このコロナでみんなが神経質になっている状況だと、展示に関する心配は、利用者からよりも実施側の組織の方からあがることが多そう。
「万が一、これがきっかけになったらどうする」という声。
それに、その場だけじゃなくてブックマークしたりタブを開きっぱなしにしてもらえれば、セルフでオンライン展示してくれているも同然なので、結構強いなと思います。
図書館は書店と違い、販売(貸出)が目的でなく、利用者を資料にリーチするのが善だと思うので。
「商標登録された語は必ず言い換えなければならないか」
mainichi-kotoba.jp商標かそうでないかを調べるには、独立行政法人・工業所有権情報・研修館によるJ-Platpatというウェブサイトで検索するのが一番です。
しかし、単に検索にひっかかるからといって、その言葉そのものが使えなくなるわけではありません。それぞれの商標がどういう用途として用いられるかによって、その商標名は一般語として用いてもよいと判断できるのです。
掲示を作るときの表記で悩んでいる方は必読。
この引用部だけだとニュアンスが伝わらないので、必ず元記事を参照のこと。
「(オンライン)質問しづらくないですか?」
www3.nhk.or.jp講習会を実施する方は必読。
「質問ありますか?」「ご意見があれば挙手してお知らせください」
定型文ですが、積極的に発現する・挙手する会場ってまずないなあという印象です。特にオンラインでは。*1
記事中で、「透明マント」で有名な稲見昌彦教授*2や、イグノーベル賞「スピーチ・ジャマー」*3の発明者で、『消極性デザイン宣言』*4の著者の一人でもある栗原一貴教授もコメントしています。
津田塾大学 栗原一貴教授
「コミュニケーションの伝達手段を皆で共有している中で、自分の発言は資源を占有しても許されるほどのものなのか。すごく張り詰めた空気を読んで、発言しないといけなくなっています」
記事中で院生の冨平準喜さんが言っているように、「手を挙げなくてもメッセージを送るだけで質問できる形」を作らないといけないと思います。
ただ、多分オンラインだとテキストベースのコミュニケーションなので、やりようはそこそこ浮かびますが*5*6*7、今後コロナ終息後の対面授業でそれをどうやるかはかなり難しいような気がしています。
いい案が浮かんだら教えてください。
*1:筆者の力量の問題もあります。
*2:稲見昌彦氏の研究「光学迷彩(透明マント)…:日経クロストレンド
*3:イグノーベル賞インタビューLaugh and Think【第3回】おしゃべりな人を黙らせる! スピーチジャマーの発明:津田塾大・栗原氏 | ものづくり&まちづくり BtoB情報サイト「Tech Note」
*4:
*5:図書館展の丸善雄松堂さんのイベントで、①zoom等のチャット欄にGoogle forms に質問欄だけ設置、②投稿内容が自動転記されたGoogleスプレッドシートを公開、としていて、発言がしやすかったです。
*6:forms 案 https://forms.gle/YPhBDG7FkXhoF2Mr5
*7:スプレッドシート案 https://docs.google.com/spreadsheets/d/197J7VcFG530GK4xTFzLDWCHq-i8RoI6sBMZ8hQ8YLMo/edit#gid=1366766314